亀裂が入ってしまった巻き爪の矯正の経過です。

爪に亀裂が入ったり割れてしまった場合、亀裂部分が爪の根元に向かって伸びていきます。
爪自体が伸びたら亀裂も上がってなくなっていくか、というとそうではないようです。

しかも巻き爪に亀裂が入ってしまうと・・・
巻き爪が2つできてしまうような感じになります。

この方は完全に割れているわけではなかったのですが、この状態のまま矯正すると、亀裂部分が広がって爪が完全に割れてしまうかもしれないです。

どうする？

爪が伸びていくにつれて亀裂も上に上がってなくなっていけば問題ないでしょう。
でも、多くの場合爪が伸びても亀裂は上に上がらず、状態によっては亀裂が根本に向かって伸びていきます。
この方の場合も爪が伸びたら亀裂が短くなると思っていたのにならず、当院にいらっしゃいました。

もしもこのようになってしまった場合・・・
亀裂部分を保護・補強しながら、爪が伸びて亀裂がなくなるまで継続して矯正を進める必要があります。

当院で保護・補強しながら矯正を進めた症例をご覧ください。

変化をご覧ください

根本に近い部分まであった亀裂がなくなりました。
爪が生え変わるくらいの期間は必要なので、この方はここまでで13ヶ月かかりました。
（爪が伸びる早さは個人差があるので、かかる期間も個人差があります）

ビフォーアフターは

すっきりきれいにな爪になりました（*＾ー＾*）
今後は、ご自宅でのメンテナンスをして今の状態を維持していっていただきます。

ご相談ください

このような症例を何例か矯正しています。
どの方も亀裂が根本までは伸びていない症例です。

もしも爪の根元まで亀裂が伸びてしまうと・・・
もしかしたら、ずっと亀裂が入ったまま生えてくるかもしれません。
わたしの爪は、3歳頃に爪の上に物を落としてからずっと亀裂が入ったまま伸びてきます。
幸い、亀裂の深さが段々浅くなってきていて、今は筋が入ったような状態です。

巻き爪も早い対処が必要ですが、このような場合特に痛みがないと放置してしまいがちです。
痛みがなくても一度ご相談ください。

※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。