巻き爪の症状でお悩みの方は、爪の両端を深く切っている方が多いです。
深く切らないと痛みが出るのです。

爪の端を深く切ると・・・

巻き爪だと、巻いている部分が皮膚を圧迫して痛みが出ます。
圧迫している部分を取り除けば痛みが解消するので端を深く切ってしまうのです。

でも、深く切ってもまた伸びてきたら痛みが出る
↓
さらに端を深く切る
↓
爪の形が△のようになる

悪循環になってしまうんですね・・・
ひどい状態になると、陥入爪になる恐れがあります((((；ﾟДﾟ))))

どうすればいい？

できれば爪の両端を深く切るのは避けた方がいいです。

　

このような切り方は巻き爪を悪化させてしまいます！！

上の図のように平らに切って両端の角を落とす、「スクエアオフ」という切り方が理想的です。

深く切ってしまったら・・・

とは言え、痛みがあってもう深く切ってしまっている場合は伸ばすと痛みが出る場合がほとんどです。

当院では、端を深く切った爪も痛みなく伸ばせます！

パッと見た感じはそんなに深く切っているようには見えません。

よく見ると・・・
斜めに深く切っているのがわかります。
この写真では装具を付けていますが、実はこの部分にこのように装具を付けてもあまり効果はありません。

一番矯正がかかるポイントに装具をかけるのが効果的なので、爪を少しカットして上からかける装具を使います。

痛そうに見えますが、確認しながら慎重に矯正します。
爪の第三層に装具の圧がかかるので、痛みが出ることは少ないです。
痛みがあれば、痛みのない最適な位置にかけ直します。

爪の端がしっかり上がり、痛みが出なくなったら、その状態を維持していきましょう。
とは言え、ぶつかって欠けてしまったり、トラブルはどんな形で現れるかわかりませんよね。
何かありましたら、一度ご連絡ください。
一番いい方法を、一緒に考えていきましょう。

※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。